日曜日は金沢の方へ遊びに行ってくるので県知事選挙の期日前投票を済ませてきた。案外当日より駐車場の心配はしないでいいし、会場も混んでもいないから期日前投票の方がいいかも知れぬ。期日前投票をやるのはこれが2回目だ。前回はいつやったのか記憶に定かでないが、前回も確か遊びだったようだ。
ところで私は投票を棄権したことがないのが自慢だ。先人が苦労して獲得した選挙権を行使することなく棄権するとはとても考えられない。いくら投票しても結果は変わらないとか無駄だとか言うが、一票一票のの積み重ねが結果となって現れるのだから、例え結果がある程度見えていようと投票は大事と思う。ただその時の風に乗ることなく自分自身の考えを持ってしっかり投票したい。明日を決めるのは我々の一票なのだ。
さて投票所を出て来ると「ＮＨＫですが･･･」と記者らしき人が近づいてきた。咄嗟に出口調査だなと分かったから「お答え出来ません。個人の秘密情報ですから」と拒否した。一体メディアは何でこうやって投票を終えた人の投票先を訊きたがるので有ろうか。選挙後一刻も早く当落の情報を流したいのかも知れぬが、テレビを見ているこちら側としてはいつも興醒めなことをするなと呆れているので有る。
え、出口調査のブログって前に読んだことがあるぞって？ あ、そう言えばそんな気がするが、まあいいでしょ。年寄りはしつこいんだから何度でも同じ事を書きまっせ。（笑）
選挙当日の投票時間が過ぎ、開票が始まるか始まらないうちにもう当選確実が流されることが有る。「ええー、もう？」と思うがある程度接戦の選挙でなければ、直ぐにこうしたテロップは流れる。これも出口調査、各種の世論調査のせいである。見ているこちらはある程度予測がつくにしても競馬レースを見るようにそれでも結果はどうなるかと言う思いで見ているのに、あっさりと当確情報を流す。
全く余計なことをする。そもそも出口調査なんぞ個人の秘密を訊きだそうとするのだから、こんなけしからん話は無い。誰に投票しようがお前さんの知ったことじゃないだろう。大人しくして開票状況を見ておれと言いたくなる。一日中投票所の前に張り付いて調べる閑があったら、もっと他の大事な事件などを取材しろよ、フントに。これメディア各社で申し合わせて止めた方がいいよ、もう。
