すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

音の出方

 オーディオをやっている皆さんはスピーカーの音が壁にへばりついているのがお好きだろうか、それとも前に出て来る方がお好みか? 以前セーさん宅の音を聞かせて戴いた時感想を求められたので、音が前に出て来ないねと言ったら、

 「俺は壁にへばりついている方が好きなんだ。そして音が広がってくれればいい」

と仰った。

 

 あんらまあ、私はセーさんはジャズを聴くので当然音が前に出る方が好きだと思ったのに意外だった。そして部屋が音で充満するような感じが好きなのだと言う。う~ん、だったら今使っている自作スピーカーは果たしてその方向なのか? 私は広がりだとか音が充満する感じが好きなのなら寧ろボーズの901辺りのスピーカーがいいんじゃ無いかと思った。尤もこれはどちらかと言うとクラシックを聞かれる方がお好みのスピーカー。ジャズに果たして向いているかどうかは分かりません。

 

 そして問題はセーさんが本当に壁にへばりついている音が好きなのかどうかだ。自分の所の音が前に出て来ないから悔しくて言っているのでは無いかと邪推してしまう。まあ、音の好みは千差万別だから、アタシャセーさんがそれでいいのなら別に口を挟みはしない。ただ壁にへばりついている音で奥行きが感じられるかだ。尤もセーさんは広がり重視だからこれも感じられなくて問題ないのだろう。

 

 前に出る音が好きなのは果たしてどれ位の割合の人が好きなのかは分からないが、昔のスピーカーで高能率タイプの物は概して音が前に出て来たように思う。そしてCDの音よりもアナログの方が音に立体感有ると思うのだが、まあこれは贔屓の引き倒しか。当然盤によって違っては来ると思うが。

 

 とにかくこの音の出方で選ぶスピーカーはかなり変わってくると思う。皆様どうぞスピーカーを選ぶ時はくれぐれもお間違えになりませんように。何せお高い物ですから。