夕飯を食べていると電話がかかってきて
「ご主人様か奥様はいらっしゃいますか?」
と訊いてきた。ん? オイラは主人のようには聞こえない声なのね。よっぽど貫禄が無いんだなあ。だから
「エー、一応私が主人ですが」
と応えたら
「私○○○○の△△△と申しますが太陽光発電のムニャムニャムニャ・・・」
「は? 太陽光発電の何ですって? ああ、蓄電池ですか。興味ありますよ。」
「ただ今担当と代わりますからお話を聞いて下さい。」
「いや、電話で決める訳に行きませんから資料を送って下さい。」
「話を聞いて戴けなければ残念ですがこれで」
と言って相手方は電話を切ってしまった。
まあ、突然知らぬ者が電話を掛けてきたくせに失礼な切り方だね。電話で話しただけで百万以上する物を簡単に購入する訳には行くまい。資料請求は当たり前のことだ。それが出来ない会社は自ら怪しい会社でございと言っているような物だ。まあ、こちらはそれを見越して資料を頂戴と言っているのだ。今迄この手の電話は全てこれで撃退してきた。
大体が失礼にも程があるだろう。顔を合わせてもいないのに電話でこれだけ高額の物を紹介し、買わせようとするのは。(買わせるのかどうかはわからなかったけど)多分自分のところで製造販売しているのでは無く、販売代行業だろう。だから資料を送れと言っても送れないのだ。
まあ、本来ならこんなやりとりをせず受話器をガチャリでいいんだけど、ついからかいたくなってね。(悪い奴)それにしてもこの「資料を送れ」は我ながら撃退するいいアイデアですな。