すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

スウェーデン・コンサート

 以前町内会長仲間だったH倉さんからお誘いを受けて民音が主催する「スウェーデン・コンサート」に行ってきた。最近はプロの演奏する本格的コンサートに行ってなかったので大いに期待する所は大だった。

 

 しかし、まあ正直な所を言うとコーラスは要らないかと思っていた。しかしコンサートが始まるとそんな考えは何処へやら。素晴らしいハーモニーに圧倒された。会場はノーPAだったが、恐らく彼らの歌声は十分会場の後ろ席まで届いたであろう。ましてや私の席は中央の最前列から6番目の列。彼らの一人一人の声まで分かり、非常に感動しました。

 

 ストリングス・カルテットも負けず劣らずの熱演で久し振りの生の音を堪能しました。スウェーデンの歌曲を聴く機会は滅多にないので聴くことが出来て良かったです。指揮者で芸術監督を務めるフレドリック・マルンベルク氏が自ら司会進行役を買って出てくれて、日本語で話してくれたのもとても好感が持てました。

 

 一聴して賛美歌と思える綺麗な響きとハーモニーはここは教会かと思わされるほどの美しい調べでした。帰宅してからは同じ様なレコードは無いかとレコード棚をあさっている自分がいました。(笑)

 

 今回は民音の招きと言うことで某宗教団体の信者の方々が動員されたのかも知れませんが(笑)、会場は今迄コロナ禍だったり、クラシックのコンサートで有ったりしたのに、8割方席が埋まっているのには驚きました。まあ、普段は音楽とは縁遠い方々が大部分でしょうが、その彼らをして十分に感動させるだけの実力を今日の演奏メンバー達は持っていたのです。改めて音学の表現力に感心しました。