すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

え、今日だったっけ?

 昨日は一日中酷い雨で恒例にしている午後のお散歩も出来ないので、マッサージ機に掛かりながら惰眠を貪っていた。(またお昼寝ね)うとうとしていると突然ピンポ~ンと玄関のチャイムが鳴った。え、今日は誰も午後から訪ねてくる予定は無いし、宅急便ももう来ない筈なんだけどなあ。一体誰じゃ、ワシの午後からの幸せなひとときをぶちこわす輩は?

 

 と、ぶつくさ言いながらマッサージ機から出ようとしたが、慌てたのでリモコンを落としてしまった。マッサージ機を起こさないと中々そこから抜け出せないのよね。

「ハ~イ、今行きます」と答えつつ、もがきにもがいて漸く這い出た。(アホ!)どうぞと言ったら玄関に入ってきたのは郵便局さんお二人だった。

 

 あれ、明日じゃなかったっけ? エー、確か5日の金曜日だと思ったんだけど・・・。(アホ、金曜日は6日じゃい)あ、どうやら予定を書くとき間違って金曜日に書いたらしい。いやあ、すみませんね。勘違いして予定を書き込んでいました。さあ、どうぞ。いや、ちょ、ちょっと待っておくんなせえ。

 

 まずい、明日だと思って昨日遅くまでテーブルの上でパソコン修理をしていたのでそのままになっている。それにマッサージ機もだらしなく伸びている。新聞も床に散らかり放題。あ、オイラの靴下も脱いでその辺にポイしてある。うむ、こんな時は何時もの手だ。

 

 隣の間に繋がるふすまを開け、みんな取り敢えずそこに移動じゃ。郵便局員さん、見てないよね。エー、すみませんね。間もなく片付きますぅ。(それって片付けたんじゃなく、単に見えなくしただけだろ。――エエイ、ウルサイ。)どうも、どうも。さあ、お入り下さい。

 

 「お仕事していらしたんですか?」

「イヤイヤ、そんな上等な物ではなく、ちょいとパソコンで町内事務みたいな事をやっていただけなんで・・・。」(嘘ばっかり)

「お忙しいのにご無理をお願いしてお話を聞いて貰える時間を作って戴いて感謝しております。」

「アー、いいんです、毎日ヒマしておりますから。アハハ・・。」(本当にそうだね。――ウルサイっちゅうに)

 

 「ところでコーヒーは如何ですか。我が家はブラックしか出ませんけど。」

「あ、私達二人ともその方が宜しいです。すみません、お茶の心配までして戴いて。」

私がドタバタしているのに郵便局員さん達は丁寧に応答してくれるので尚更恐縮してしまうのだった。まあ、こうやってお茶出しして何とか日を間違えた印象の悪さを少しでも是正しておかなければならん。(それを悪あがきと言うのだよ)

 

 話をしている間、我が家の散らかりように呆れているのではないかと内心ビクビクしていた。(だったら片付けておけよ、フントに)お願いだから二人ともあちこち見回さないでね。まあ、幸い30分ほどで引き上げてくれたので何とか上手く取り繕う事が出来た。それにしても雨で良かったよ。晴れていたらキノコ探しにでも行っていて家にいなかったかも知れん。お昼寝していてよかったあ。(アホ、アホ!)

 

エー、郵便局員さんが来るとはつゆ知らず、いい気持ちでとろ~んとしておりました。(笑)