我が市に映画館が無くなって久しい。映画を見に行くにはお隣の長岡市に出かけなければならない。余程見たい映画ならともかくそこまでして見なくても良い。テレビは余り見ない方だが映画の時は別である。昔の名画が好きなのでＢＳなどで結構見る。だが音と画面サイズがイマイチである。我家のテレビは52インチの大きさであるがこれとても見慣れると大して大きく感じない。どうやら100インチ位ないと満足出来ないのかも知れぬ。だが100インチともなると壁面の大部分占有してしまう。そこで必要に応じてロールスクリーンのように丸められるフレキシブル有機ＥＬディスプレイの大型のものがあれば最適なのだが、まだまだ完成は当分先のようだ。
そこでプロジェクターの登場となる。実は家を建てる時もちらっと考えたのだが大型のテレビを入れるのであっさりと見送った経緯がある。だが先程も述べたように大きいと感じたのは最初だけで今では大きいとも何とも思わなくなってしまった。げに慣れとは恐ろしいものですな。プロジェクターなら余り画質をうるさく言わなければ充分満足出来る。場所を取らないのも良い。だが今更このテレビ大型時代になあと言う気持ちもある。今私の心は揺れている。（いつもあんたの心は揺れているんだね）
音に関しては何も心配していない。何せ「The Voice of the Theatre」のＡ５がある。しかし自宅にいて映画館の迫力と雰囲気を楽しもうというのがそもそも無理だし贅沢な話なのである。でもDVDが普及した今日なかなか昔の映画を上映してくれる映画館は無い。だからあくまでも大画面にこだわるのである。でも先立つのはやっぱりオ・カ・ネ。で、いつもの如くここでつまずいてしまうんですな。ハイ、今回も夢と消えました。お粗末！
