今日はクリスマス。だからと言ってこれはあちらの行事だから、私は特別にケーキを買ったりはしない。だがテレビをつけるとクリスマスの話題ばかり。まあ、しょうがないですな。今じゃしっかり日本の行事に定着したんだから。余り肩肘張って「クリスマスが何だ!」と言ってても痩せ犬の遠吠えのようでみっともない。別段クリスマスのご馳走も用意してないので、今晩は久しぶりにおビール様でも飲みますか。
そして年末になるとテレビがつまらなくなるので、ここは我が愛機で音楽を聞きながらチビリチビリと飲る(やる)のじゃ。さて聞くのは何にしようか?クリスマスらしく賛美歌か、クラシックか?嫌々それでは私らしくない。ここはやっぱりポップスかジャズだろう。
そこで候補曲。ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス 戦争は終わった」イーグルス「二人だけのクリスマス」エルビス・プレスリー「ブルー・クリスマス」ビング・クロスビー「ホワイト・クリスマス」とまあ幾らでも出てくる。ビング・クロスビーのホワイト・クリスマスは聞き飽きてるから、ここは意表を突いてサッチモ(ルイ・アームストロング)で行こう。当然SP盤。で、SPばかりだとレコード交換が忙しくて落ち着いて飲んでられないから、LPもかけよう。ところがLPでクリスマスに関係した曲ばかりを集めたアルバムなんか有るのか?と思われるでしょう。ふふふ、それが有るのだよ、チミイ。しかもジャズ・アルバムじゃ。
こんな事も有ろうかと20年以上もまえに買って置いたのだ。どうだ、この先見の明。(そんなのを先見の明って言うのか?)グレン・ゾッタラ「クリスマス・イン・ジャズタイム」えっ、ゾッタラ奴は知らない?(またオヤジギャグを出すんだから)そうでしょう。私も知らなかったんだから。でもこのバンドにはマキシンのおばちゃんも参加しているから楽しいよ。マキシンと言っても牧伸二じゃあない。(古いねえ、アンタも)マキシン・サリバンじゃ。
と言う訳で今夜は「ジャズでクリスマスを」だ。それではメリー・クリスマス!