すかんぴんのブログ「今日もヒマだぁ~」

暇を持て余して、お山、お絵かき、蕎麦打ち、山菜採り、キノコ採り、音楽鑑賞、オーディオ、パソコンと、あれこれ手を出し、もがいているジジイのページです。

鍵のかかっている家

 町内のUさんの所に届け物があるので伺った。チャイムを押したらしばらくして返事が有り、戸を開けてUさんが出て来た。まあ、これはどうって事無いと言えばどうって事無いんだけど、私なんか日が暮れるまで家の鍵は出掛けるとき以外掛けない。

 

 一つには家にいるのに鍵を掛けていると言うことは予め訪問されることを拒否しているようなので嫌なのだ。だがどうも最近は何処の家でも在宅であっても昼間から鍵を掛けているようだ。この間セーさんのお家に行った時もそうだったし、町内役員のOさんの家でもそうだ

 

 確かに最近はテレビでも話題になったように強盗事件が頻発しているから分からないでもない。だが私が子供の頃は在宅で家に鍵を掛けている家なんか一軒も無かった。いや、それどころかちょっと直ぐそこまで行く時なんて鍵なんか掛けないのが当たり前だった。当時は不法侵入などする輩なんて滅多にいなかったのである。それほど治安が良かった。

 

 だがあの頃から比べると経済的には恵まれているし、住環境も良くなっているのに犯罪が後を絶たない。心の方が貧しくなっていると言うことだろうか。余談だが最近は表札さえ出していない家が有る。いくら個人情報を開示するのが嫌だってそこまでする必要が有るのか? 郵便屋さんや宅配業者さんが困るでねえの。(笑)

 

 表札も出してない、鍵も掛かっているという家はどうも親交を拒否されているようで私には感じが良くない。私は昔ながらに堂々と表札を出しているし、在宅時には鍵なんか掛けない。だからうちの出入り業者共の中には「こんちわー」と言って人がどうぞとも言わないうちにずかずか上がり込んでくる者さえいる。(笑)  ひどいのになるとチャイムさえ押さない。まるで自分の家のように思っている。(笑)

 

 まあ、それだけ私に心を許しているということなので(いや、私が彼らに許しているんだね)憎めないが、時々私が知らないうちに上がり込んでいてドッキリすることがある。お願いだから声だけはしっかり掛けてね。

 

 そんないい加減な私だが流石に昨今の事件の状況を見ていると昼寝する時は鍵を掛けるようになった。何せ爆睡している時があるから、そうっと忍び込んでこられたら全然気が付かない。金など財布にありったけしか無いから盗まれたって大したことないが、寝ている所へナイフでグサリなんてことになったら大事だ。あの強盗さん、うちは見ての通り鍵を掛けないくらいだからお金なんて全然無いよ~ん。うちだけは狙わないでね。(アホ!)